そもそもブックメーカーとは何？
ブックメーカーとは、イベント（試合）の勝敗やその他のマーケット（出来事）を予想し、賭けを受け付ける企業のことを指します。ブックメーカーで賭けられるスポーツは様々あります。サッカーや野球など一般的に知られているスポーツからダーツやEスポーツなどあまり知られていないもの、これから普及されると思われるものまで幅広く取り上げられています。そしてブックメーカーと言えば、代表的な競馬など世界的に楽しまれているスポーツなどが取り上げられていることが一般的です。
スポーツベッティングとは？
これらのスポーツに賭けることを「スポーツベッティング」と呼ばれています。しかし、スポーツベッティングと言っても一丸に紅組対白組が対決してどっちが勝つかを賭けるだけではありません。例えばとあるワールドカップでのとある試合において、どれくらいのカードが出されるのか？前半もしくは後半戦で初ゴールが決まるのか？どっち側が最初のゴールを獲得するのか？どっちのチームが何点の得点差で勝つかなどなど様々なことに賭けることができます。これらの出来事を一般的に業界ではマーケットと呼ばれており、サッカーや野球などそれぞれのスポーツで各マーケットがあり、その数はブックメーカーにより500以上も提供されることがあります。これがスポーツベッティングの大きな醍醐味の１つです。
オッズって何？
さて、ブックメーカーに加えてスポーツベッティングについても見てきましたがもう1つスポーツベッティングをする上で知らなければならない単語が「オッズ」です。
スポーツベッティングにおいて「オッズ (odds)」とは、ある試合やイベントで起こる可能性のある結果の確率を示す数値のことを指します。
たとえば、フットボールの試合であれば、チームAが勝つオッズが1.50に設定されているとします。これは、賭け手が100ドルをチームAの勝利に賭けてチームAが勝利した場合、賭け手に150ドル（100ドルの賭け金とオッズ1.50の掛け算）の払い戻し（ペイアウト）を受けることができるということを示しています。
オッズを示す数値の形式としては、香港式、アメリカン、フラクショナルなどと様々ありますが、通常はオッズは小数点以下2桁程度の数字で表されるデシマル・オッズという表示形式が用いられます。オッズに関しては様々な種類があるため、別のページにてまとめていきますが、今は、このようにスポーツベッティングするにあたり、賭け手の予想が的中した場合でも、その払い戻し（ペイアウト）がオッズによって変わることだけ理解していただければ幸いです。
ブックメーカーの仕組み
ブックメーカーとオッズについてそれぞれが何なのかを理解したところでブックメーカーの仕組みについて見てゆきましょう。
ブックメーカーの仕組みは至って簡単です。そもそもブックメーカーでは、世界中のありとあらゆるスポーツのオッズを提供しているわけではありません。多くのブックメーカーでは「オッズプロバイダー」と呼ばれるサービス提供会社と提携し、オッズを提供しています。
オッズプロバイダーは、スポーツやその他のイベントに関連するオッズを計算し、そのオッズをブックメーカーに提供しています。他にもオッズプロバイダーの具体的な役割には次のものが含まれます。
オッズプロバイダーは、様々なスポーツイベントやその他の賭けに関するオッズを計算し、ブックメーカーにその値を提供しています。
オッズプロバイダーは、イベントの進行や情報の変化に応じてオッズをリアルタイムで更新します。例えば、スポーツの試合中に得点が入るなど、イベントの状況が変化すると、オッズも変動します。
オッズプロバイダーは、豊富なデータや専門知識を活用して、イベントの結果を予測し、それに基づいてオッズを設定します。これによって、競争力のあるオッズを提供し、ユーザーに正確な情報を提供します。
オッズプロバイダーは、ブックメーカーやギャンブルサイトとのパートナーシップを築き、オッズデータを提供します。これにより、ブックメーカーやギャンブルサイトは正確で競争力のあるオッズを提供し、顧客に満足のいくギャンブル体験を提供することができます。
ブックメーカーは、このオッズプロバイダーと提携し、開催されるありとあらゆるスポーツに関連するオッズをユーザーに提供しています。そしてユーザーは、ブックメーカーが提供するこれらのオッズを見て、どのスポーツにどのように賭けようかと考えます。上記でも述べたように例えば、サッカーの試合での勝者、特定の選手の得点数、前半戦にスコアなるか、あるいは特定の馬の競走での順位など、ブックメーカーによっては、マーケットの種類も何百何千もあります。そしてブックメーカーはこれら顧客からの賭けを受け付けし、賭け金額を受け取ることで賭けが成立します。
見事に賭けた試合に対して予想通りの出来事が起きた場合、ブックメーカーは、顧客が行った賭けに対しての配当金（ペイアウト）をお支払いします。予想が外れてしまったら、それはそれで賭け金を失うことになります。このように、ブックメーカーの仕組みはスポーツの試合のように白黒がハッキリする勝負の世界なのです。
■ オッズプロバイダーは、必ずしも世界中で行われているすべての試合に対してオッズを提供しているわけではありません。オッズプロバイダーによっては取り扱っていないスポーツやベットオプションオプションもあるため、ユーザーとして賭けれるスポーツの種類やベットのオプション（マーケット）はブックメーカーごとによって異なります。
■ ブックメーカーの中には、オッズプロバイダーからのオッズを受けずとも独自にオッズを提供するためのシステム的な設備が整っているものもあります。
■ オッズプロバイダーからの情報を受けても、そのオッズを提供するかいなかの最終判断は、ブックメーカーにあります。
■ ブックメーカーによっては、オッズプロバイダーから受け取ったオッズを調整するようオッズプロバイダーへのパイプラインがしっかりしているものもあります。ブックメーカーがオッズを調整する理由としては、集客のためやリスク管理などが挙げられます。
■ オッズプロバイダーが誤ったオッズを提供することはたまにあります。しかし、ほとんどの場合オッズプロバイダーは、そのようなことが起きても一切の責任を負いません。このような事例に対して、大抵の場合、ブックメーカー側がベットを無効化し賭け金を返したり、勝ち判定とみなし正しいオッズでペイアウトを算出したり、実際にどのような対応がされるかは、ブックメーカーごとに異なり、独自の運営に基づき対応措置が行われます。
スポーツベッティングは違法？
スポーツベッティングの合法性については、厳密には、各国や各地域の法律や規制によって定められているため、違法か合法なのかという点に関しては、国や地域によって異なります。一般的にその合法性について4つのジャンルに以下のようにカテゴリーすることができます。
- 合法: 多くの国々では、スポーツベッティングは合法とされており、中には規制された形式で提供されているものもあります。これらの国々では、ブックメーカーのみならずオンラインカジノなども含めてオンラインギャンブルサイトがライセンスを取得し、法的な枠組みの下で運営されていることがほとんどです。
- 一部合法: 一部の国々では、スポーツベッティングは一部合法的であり、特定の条件や制限の下で行われます。例えば、一部の州や地域では特定のスポーツに限定されたり、特定のライセンスが必要だったりする場合があります。
- 違法: 一部の国々では、スポーツベッティングは違法とされています。これらの国々では、スポーツベッティングは罰せられる行為とされ、法執行機関によって取り締まられることがあります。
- グレーゾーン： 一部の国々では、賭博行為が禁止されているにもかかわらず、罰則するための明確な法律が存在しない場合があります。これらの国々では、スポーツベッティングが違法でもなく、合法でもないグレーゾーンに当たります。
■ 合法性についての理解と解釈はグレーゾーンにお住まいの地域では特に複雑化します。代表的な例としてサウジアラビア、日本などが挙げられます。例えばサウジアラビアでは賭博は禁止にしているものの、国もサポートするほどの競馬市場が営まれています。日本では、パチンコが賭博ではなく3点方式を採用した遊戯として取り上げられているため、賭博ではないとみなされていたり、最近では、スポーツベッティングの素質を兼ね備えたロトまでもが登場しています。
■ 加えて、今や私たちは、インターネットの時代に生きています。VPNやセキュリティーシステムを通して、多くのブックメーカーにアクセスすることができる他他、これらのブックメーカーの多くは合法的にライセンスを取得しており、完全にアクセスを制限すること、そして一国の法律が他国に適用されるようなことがないことを考慮すると、どこで違法となるのか、その境目を見極めることがより一層厳しくなっています。
■ さらに、これらの現状を受け止め、今まで規制や禁止にしていた国も、オンラインカジノやブックメーカーなどオンラインギャンブルを合法化もしくはその一部を合法化することに進んでいます。合法化することにより経済面での利益、ランドカジノとは異なり地域へのマイナスの影響が少なくなるなどのプラスの要素があるものの、合法としているギャンブル先進国同様に依存症への対策など継続的な取り組みなどが重要視されています。
ブックメーカーの始め方
気になるブックメーカーに登録！
登録を完了した後、入金しましょう！当サイトでは、仮想通貨による入出金は従来のクレジットカードや銀行送金などによる決済方法よりもはるかにメリットのある仮想通貨による入金方法でスポーツベッティングされることをオススメしています。（ご入金の際には、事前に使えそうなボーナスがないか確認しておきましょう！）
使えそうなボーナスがあるかどうかを確認！スポーツベッティングするため、気になるスポーツの試合などがあるかどうかをチェック！お求めの試合が見つからない場合、ご利用のブックメーカーの検索ツールバーにチーム名や選手などを入力してお探しになるか、サポートなどにお問い合わせしてみましょう。
賭けてみたいスポーツを見つけたら、どのようなオッズがあるのか、どのようなマーケットとオッズがあるのかを確認してベットを確定してましょう。ベットを確定し、賭け金額がブックメーカー側が受理することにより、スポーツベッティングが成立します。
※ブックメーカーによって、マルチプルベットやベットビルダーなどの機能が備わっているものもあり、これらのツールを使うことでよりエキサイティングなスポーツベッティングを楽しむこともできます。
後は、楽しく試合を観戦し、結果を待ちましょう。見事に予想が的中したらペイアウトがお支払いされます。ペイアウトを受け取ったら出金もしくは、次の試合にチャレンジしてベットして、楽しいスポーツベッティングをエンジョイしましょう。
よくある質問
ブックメーカーはユーザーに対してスポーツベッティングできるサービスを提供している一方、オンラインカジノでは、ユーザーに対してカジノゲーム（スロット、ライブカジノなど）が遊べるプラットフォームを提供しています。
ほぼすべてのブックメーカーと言ってもいいほど、多くのブックメーカーではスポーツベッティングとオンラインカジノが遊べるサービスを提供していますが、すべてのオンラインカジノがスポーツベッティングできるプラットフォームを提供しているとは限りません。
はい、ブックメーカーの中には、スポーツベッティングで利用できるボーナスを提供しているものもあります。ただし、特典や特典をゲットするための条件や消化率などがオンラインカジノ向けに偏るものもあるため、ボーナスなどをご利用の際には、利用規約を必ず一読しましょう。
スポーツに賭けること自体は多くの国で合法とされており、数多くの有名なチームのスポンサーとしてブックメーカーもついているほど、れっきとしたビジネスであります。もちろん、スポーツベッティング自体違法としている国もあるのでブックメーカーをご利用の際には、お住まいの地域や国の法律を確認した上で自己責任のもとご利用ください。
過去のデータに基づきオッズが設定されます。そして、ブックメーカーもビジネスであるがゆえに胴元として最終的には利益になるようにオッズを設定しなければなりません。
例えばAチームとBチームがあるとします。そして、10選中8割強、Aチームが勝つという統計データがあるとします。このような過去のデータに基づきAが強い傾向にあるとすると、Aが勝つ可能性が高いことを見越し、Aに対するオッズが自然のごとく低くなります。
しかし、オッズは低いから当たりやすいというものでもありません。また、高いから当たりにくいということもありません。ブックメーカーでは、あくまでスポーツベッティングとしてのプラットフォームを提供しているので、結果は最後までわかりません。これこそがスポーツベッティングの醍醐味とも言えるでしょう。
オッズには様々な形式があります。デシマル、アメリカンや香港式、フラクショナルなどなどとありますが、デシマルだからと言ってフラクショナルやその他の表示形式より良いペイアウトが期待できるなどと言ったメリットがあることはありません。あくまでもオッズの表示形式を示しているだけであり、自分にとって一番分かりやすいものを選ぶようにしましょう。
ブックメーカーでは、様々なスポーツに賭けることができます。スポーツのジャンルとしては、サッカーや野球、バスケットボールなど、人気スポーツが取り上げられており、この他にも、ワールドカップやオリンピックなどの種目も取り上げられていたりします。さらに、ブックメーカーによっては、次期大統領の予想やグラミー賞やノーベル賞の予想、とある日のとある時刻におけるビットコインの予想などを取り上げれます。どのようなスポーツ、スポーツイベント、もしくは、ソーシャルイベントなどが取り上げられるかは、各ブックメーカーによって異なります。
一般的にブックメーカーはどのオッズプロバイダーからオッズが提供されているか開示されることはありません。ですが必ずしも同オッズプロバイダーからオッズが提供されているからと言って同じオッズやサービスを期待できるとは限りません。場合によってはリスク管理のため、オッズすら提供しなかったり、反対に集客チャンスとみてオッズをブーストして提供するブックメーカーもあります。また、賭けていた試合がキャンセルされた場合などの対応などもブックメーカーごとに異なります。ですので評判の良いブックメーカーを選ぶことも大切となります。